謹賀新年 2025

あけましておめでとうございます!
X(旧Twitter)ではぺちゃくちゃ呟いているのに、ブログの更新が出遅れてしまいました。
2025年は巳年。おめでたい白蛇と共に、扎熱(ザラ)と子晶(ズーヂン)のイラストで新年のご挨拶を申し上げます。
こちらのイラストのラフとか色々載せていくので、最後まで見ていってくださいね!

2025 年賀イラスト

こちらの年賀イラストは、あすか編集部の年賀状用に描かせていただいたものの色違いバージョンです。お話をいただいたとき、スケジュール的に手一杯だったので一度辞退しましたが、私自身とても描きたかったので最終的に描かせていただくことになりました。
上地個人の年賀状にも使ってよいとのことだったので、描く手間が省けて一石二鳥。毎年出している年賀状を今年は描く時間がない…とほぼ諦めていたところだったので救われました。
とある日の18時半くらいにお引き受けして、即ラフ出し・修正、翌日の18時半に納品したので、かなりスピーディーな制作でした。手間の少ないちびキャラだから叶うペースです。

『神仙桃娘 宮廷の贄』は中華風作品なので、塗りは雰囲気が出るよう水彩風に。
瞳の塗り方も、デジタル感が出ないよう色数を抑えて自然に仕上げました。瞳の塗り方を調べると、エフェクトをたくさんかけて色数や情報量を増やしてキラキラ豪華にすることを推奨しているパターンが多く、私もある程度それに影響されてきたのですが、編集部からご意見をいただいてナチュラルな感じにアップデートを試みた次第です。結果、こちらの方が私の絵柄に合っていて良い気がします。

とても可愛く描けたお気に入りの1枚になりました。
またこのタッチで何か描きたいな。

左 あすか編集部バージョン / 右 上地の私用バージョン

衣装の違いはこんな感じ。どちらも可愛く甲乙つけがたいと思っています。

あすか編集部バージョンは公に出されるものなので、桃娘のイメージが伝わるよう扎熱(ザラ)の衣装は桃色。子晶(ズーヂン)は皇子らしく、爽やか且つ華やかな白と金の衣装です。そのくせ履物がブーツとカジュアルなのは彼の好み。

上地の私用バージョンは、編集部バージョンと被らずにおめでたい雰囲気が出ればいいなと思い、衣装を金銀ベースにしました。シックな藍色なども試してみたのですが、やはり扎熱には優しい淡色が似合うので、クリーム色っぽい金に落ち着いた次第です。
基本的に中華世界において金やそれに準ずる黄色は皇帝の色とされており、目下の者が着ることは禁じられているそうです。なのでこのイラストのカラーチョイスは際どいかもしれませんが、まあ、金と見なされるのは黄土色や山吹色のような濃い黄色でしょうからセーフということにします。 
子晶は銀ベースにしたことで白虎感が強くなり、キリッとカッコイイ感じになりました。本人はこちらの方が好きそうです。

これ以降は、完成に至るまでのラフのご紹介。

最初期段階。お引き受けするか悩みながら、揺れる急行電車の中で描いたアナログラフ。

 

受諾後のラフの変遷。①のメモに「アナログラフに色をつけてみた」とありますが、正確には「アナログラフの構図をベースとして、新たにカラーラフを描いた」ものです。

ボツにしたファンシーバージョンも可愛いのですが、作品世界とイメージが不一致過ぎました。こんな…女児の夢が詰まっていそうなキラキラファンシー世界では…ない……。

ところでヘビって口を開けたまま舌を出せないそうです(出していたらそれは死体)
ラフを描いている間、ずっと間違えていました。いざ本描きの段階で蛇の写真画像を検索したら、該当する資料が出てこなかったので、調べたところ先述の知識を得た次第です。
イラストとはいえヘビは苦手な人も多いでしょうし、そんな人たちにも少しでも可愛いと思ってもらえるよう、舌をピロピロさせるよりも口を開けて笑顔っぽく、ついでにお化粧も施しておきました。オシャレなヘビさんだなと、クスッとしていただけたら嬉しいです。

さて、数日後には『神仙桃娘 宮廷の贄』第5話が公開されます。掲載号のあすかの表紙・背表紙のイラストも描かせていただきました。上地にとっては描いたものをたくさん発表できる幸先いい新年のスタートです!
2025年も何卒よろしくお願いいたします!