ブログ再開

どうも、ごきげんよう。上地優歩です!
百万年ぶりにブログのテキストを打っています。
長年愛用してきたX(Twitter)の利用規約変更を機に、ブログを再開することにしました。

文章が冗長になりやすい私に、文字数制限のない場でキーボードを打たせるのはやや危険です。止め処なく脳直の思考を打ち続け、内容が脱線し収集がつかなくなる…という時間の無駄遣いをしかねないからです。しかし致し方ありません。

2024年11月14日以降、X(Twitter)は「利用者は投稿した文章や画像などあらゆるものがAI学習その他へ活用されることについて同意・了承したものとする」といった旨のSNSになりました。一応、前々からX(Twitter)に投稿されたデータはAI学習に活用されているという話はありましたが、利用規約に明文化されているのとされていないのとではだいぶ違います。
多くの漫画家やイラストレーターは自分の作品を守るため、作品に署名やウォーターマーク(著作権保護のための透かし)を入れるなどして対策を講じていますが、利用規約がそうなってしまった以上、私たちは同意・了承してX(Twitter)を利用していることがもう大前提になります。それが嫌ならば、作品の公開を控えたり、別のSNSを使えばよいのです。選択肢は各自にあります。

しかし長年使っているアカウントには愛着があります。フォロワーからたくさんのイイネやコメントをいただいた場ですから。
それに新しい作品も見てもらいたいし、ファンは増えてほしいし、X(Twitter)がメジャーな宣伝の場になっている以上、特に売れっ子でもない商業漫画家の私としてはストイックに去るという潔い決断ができません。
せめて自分の作品がX(Twitter)以外の何者か…無許可の画像生成AI利用者とか…に悪用されぬよう、やはり私も著作権を主張しながら自サイトとX(Twitter)を併用していきたいと考えています。

イラスト作品への署名は絵画にならい元々入れていたので、画像生成AIなどへの対抗策としてウォーターマークを今後新たに追加することになります。本当は、絵のビジュアルを損ねるものなんて入れたくないんですけどね……。署名はなんかカッコいいから積極的に入れたいけれど。せっかくなのでオリジナルで可愛いデザインのウォーターマークを作りたいな。

そういった処理が必要なため、一時的にイラストページを非公開にしています。
手隙の折に再公開の準備を進めますので、気長に、本当に気長に待っていていただけると嬉しいです(これまでの作品データを保存していた外付けHDDが危篤状態になっており、アクセスするだけでものすごく負荷がかかり時間をとられるのです……)

 

ちなみに私はX(Twitter)を初期から使っていますが、他者との繋がりが希薄で各々勝手に自意識に満ちたひとりごとを垂れ流しているようなアングラな雰囲気が好きでした。見ず知らずの人々の生活の灯を遠くに望む夜の住宅街のようで心地よかった。

ところが時代の変化と共にネットがオープンな公共の場へと変化し、みんなで繋がろう! シェアしよう! といった価値観が強化され、X(Twitter)においては投稿された発言や作品が集合知としてAIに活用されるようになり……。まるで、静かだった住宅街で日夜パーティーが開催されるようになり、自宅にまで踏み込まれ、なんなら私物を持っていかれちゃう感じ! やだー!

子供の頃からオープンな場は苦手でした。親に連れていかれたパーティーでテンション高く笑い声をあげる人々の集団が嫌で嫌で仕方がなく、会場の入口の薄暗い階段に座り込み、ひとりで絵を描いて時間が過ぎるのを待っていました。しかし出来上がった作品を誰かに見てもらい、評価されることは好きなのです。その結果、ひきこもりの漫画家として生きている私です。

これまでよりもX(Twitter)から少し離れ、自分のサイトを拠点として作品を公開する形式に変更するのは、そういった私本来のスタイルに戻るということに近しい気がしています。このサイトは自分で取得したアドレス上にWordPressというブログ機能を利用して構成したものなので、一般的なブログサービスのような横の繋がりがないパーソナルな空間となっており、私の気性にも合っているのではないかなと思います。
それに自サイト(ブログ)を充実させれば、作品の裏設定やラフイラストをファンの方に検索・閲覧してもらいやすくなりますから、ファンサービスとしては親切設計へとバージョンアップすることになります。X(Twitter)にぽんぽん投稿することに比べると気軽ではなくなりますが、なんかこう、いい感じに整えていきたいな。ちょっと楽しみ。

嬉しくない変化が起こる人生でも、ささやかな楽しみや慰みは見付かるものですね。

ところで、ここまで読んでくださったあなたは「こいつ、本当に文章が冗長だな」と思っているのではないですか?
なんと、これでも結構コンパクトにまとめるよう頑張ったのですよ。恐れ入ったか。